「HSHギターにコイルタップを追加!5WAY+プッシュプルPOT配線のやり方(Seymour Duncan色別)」
- Hirokuni Honjou
- 2025年10月31日
- 読了時間: 2分
はじめに
HSHタイプのエレキギターは、幅広いサウンドを出せる万能な配列ですが、ハムバッカーをシングル化できるコイルタップ機能を加えると、さらに多彩な音作りが可能になります。今回は、Seymour Duncanピックアップの配線色に基づいた、5WAYセレクター+プッシュプルPOTによるコイルタップ配線方法をご紹介します。
用意するもの
HSHギター(ハムバッカーは4芯仕様)
5WAYセレクター(ストラトタイプ)
プッシュプルPOT × 2(フロント用・リア用)
ハンダごて、ハンダ、配線材
ドライバー、ニッパーなど
Seymour Duncanピックアップ配線色
ピックアップ部位 | 色 | 意味 |
フロントHB | 黒(Black) | ホット出力(コイルA開始) |
白(White) | コイルA終了・コイルB開始(シリーズリンク) | |
赤(Red) | コイルB終了(出力側) | |
緑(Green) | アース | |
センターS | 黒(Black) | ホット出力 |
緑(Green) | アース | |
リアHB | 黒(Black) | ホット出力(コイルA開始) |
白(White) | コイルA終了・コイルB開始(シリーズリンク) | |
赤(Red) | コイルB終了(出力側) | |
緑(Green) | アース |
配線の基本原理
ハムバッカーは2つのコイルを直列でつないでいます。白+赤の部分がコイルの接続点(シリーズリンク)です。ここをアースに落とすことで片方のコイルだけが生き、シングルコイル化(コイルタップ)できます。
配線手順
フロント・リアの黒線を5WAYセレクターのそれぞれのポジション端子に接続。
白+赤線をプッシュプルPOTのスイッチ端子へ。
プッシュプルPOT OFF時は白+赤を直結(通常のハム)、ON時は白+赤をアースに接続(シングル化)。
緑線は全て共通アースへ。
センターSの黒線を5WAYのセンター端子へ、緑線はアースへ。
5WAYの共通出力からボリュームPOT → ジャックへ。
必要に応じてトーンPOTも接続。
5WAYスイッチの配列例
フロントHB
フロントHB(タップ時シングル)+センターS
センターS
リアHB(タップ時シングル)+センターS
リアHB
配線のポイント
ハム→シングル切替は音量・音質が変化するので、曲やジャンルで使い分ける。
センターPUをRWRP仕様にすると、タップ時のハムキャンセルが可能。
プッシュプルは引き上げでタップにすると分かりやすい。
まとめ
HSHのギターにコイルタップ機能を加えることで、クリーンからドライブまでさらに幅広いサウンドメイクが可能になります。今回紹介した配線方法は、Seymour Duncanの配線色を前提にしていますが、他メーカーの場合は色の対応を必ず確認してください。



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